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2.182020
WEBデザインのはやりすたり
ホームページを作るうえで大切にしているのがデザインです。
ただ、ひとえにデザインといっても芸術的に優れたものを作ることばかりではありません。エンドユーザーであるサイト利用者が使いやすい構造になっているホームページが端的に言えば「よいデザイン」であると言えるでしょう。
今から5年ほど前にHTML5、CSS3が正式に策定され、アニメーションをはじめとした動きのあるホームページが大流行致しました。我々もダイナミックな動きのホームページを見るたびに驚かされたものですが、毎回動きのあるWEBサイトを見せられると、今度は正直鬱陶しく感じました。
結局、はじめの1回目だけは感動しますが2回目以降は、「早く情報だけを見せてよ」と思ってしまい、ワクワクよりも先にイライラが先にくる始末です。
今ではこういうホームページは大分淘汰されてなくなりました。
最終的に生き残ったのはやはりシンプルでわかりやすく、使い勝手が良いホームページです。
もちろん、これは我々WEB制作業者にも反省があります。新たなWEB戦略として業界全体が動きのあるホームページを売り出しました。まあ早い話、古いホームページを使っている会社、店舗にリニューアルを促す口実であったり、下衆な考え方ですが、製作費を吊り上げる口実でありました。
現在、リアライズではよっぽどのご希望のない限り、アニメーション主体の動きのあるホームページは制作しておりません。ユーザーファーストの立場に立ったとき、動きのあるホームページは百害あって一利なしであるとさえ思っています。スマートフォンでも、パソコンでもいいですが、情報が欲しくてホームページを見つけたのにごちゃごちゃ動いて得たい情報に辿り着くまでに一苦労、これではなんのためのホームページかわかりません。
リアライズの手掛けるホームページはそういう自社の反省も踏まえ、シンプルで分かりやすく使いやすいデザインを第一に考えております。これはなにも手抜きをするということではありません。シンプルで分かりやすいデザインというものは余計なものをそぎ落とし、簡素なだけにむしろデザインセンスを問われるものです。ユーザー目線で使い勝手のよいホームページを構築して、売り上げ向上の一助になればと思います。
現在、HTML5で作成された動きのあるホームページをお持ちで、ホームページ経由の売り上げが上がらず(問い合わせ数が増えず)、お困りの方は是非一度リアライズにご相談ください。シンプルで分かりやすいホームページをご提案いたします。