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ホームページ集客がうまく企業とそうではない企業の差 vol.1

ホームページの公開はゴールではなくスタートである、私は常々そう考えています

「ホームページを作ったはいいが、まったく集客に役立たない」、こういったお声をよく頂戴いたします。対して、ホームページを抜きに経営は成り立たないと仰る方もおられます。

この差はいったいなんでしょうか。

確かに、ホームページを通した営業に親和性の高い業種とそうでない業種があるのも事実です。

しかしながら、得てして上手くいっている業者さんは愚直なまでにもひたすら続けた結果であることが大半で、うまくいっていない方はホームページがあることに慢心していまい、更新などまったく行っていないことが殆どです。

初めてホームページを作られる方でもっとも多い質問が、「どれくらいで検索するとヒットするようになりますか」ということです。中には「来週あたりには検索1ページに出ますか」と仰られる方もおられますが、私は正直にいいます、「真面目に更新して、早くて3ヶ月、下手すると1年程度の時間を要します」と。すると、結構な割合で愕然とされます。嘘をついても仕方ないので包み隠さずいいますが、これが現実ですと。

確かに市場に出回っていないまったく新しい商品であれば翌週には検索1ページに表示されるでしょう。ですが、そのようなものは現実的には稀もマレで、大概の商品やサービスは既に世の中には溢れています。事実、少なくも私が制作に携わった案件でまったく市場にない新しい商品は12年間やってきてたった1つだけです。それは発電所や大学の研究室などで使用するレーザー機器で、日立製作所やシーケンスなど大手機器メーカーも扱っていない特許を取得した特殊な代物です。この商品はすぐ検索エンジンに評価されました。そりゃあそうです、世の中にまったく存在しなかったのですから。それ以外の商品やサービスはすべて存在していました。

過去に何度も書いてますが、以前はグーグルの盲点を突く裏技的な手法で、中身の薄いサイトでもすぐに検索上位に表示されることがありました。でも、今は通用しません。通用しないどころか、不正なSEO対策として検索の順位を下げられたり、最悪の場合、まったく検索にヒットしない、「手動による対策」の餌食になることもあるので絶対に裏技を使ってはいけません。

では、どうすればいいのか、これはもう、ひたすら記事を書き続ける以外、方法はありません。

すると、書くのが苦手だ、なにを書いていいかわからないと、腰が引けてしまう人が少なくありません。

でも、よく考えて頂きたいのですが、貴方が書くのが苦手なことと、消費者が求めることはまったく関係性がありません。消費者とすれば商品が欲しくてサイトを検索しているのに表示された商品の説明がスカスカであれば購入する気にはなれません。これがAppleの新商品のようにろくに説明をしなくても勝手に売れていくものであればいいですが、これはApple自体のブランディングが既に確立されているため、綺麗な写真とキャッチ―なコピー、あとは仕様を載せておくだけで勝手に売れますが、中小企業や個人事業主の扱う商品は別です。極論をいえば、Appleは「売ってやる」というスタンスですが、中小企業や個人事業主は「買っていただく」がスタンスなはずです。

オンリーワンの土産物などであれば口コミと培ってきた伝統だけで商品が勝手に売れていくと思いますが、貴方がサイトでアピールしたい商品は競合する同業他社が存在しないかといえば、決してそんなことないはずです。

ホームページに商品だけ掲載しておけば勝手に商品が売れた時代はとっくに終わりを告げました。そんなものはせいぜい2000年初頭までです。今は消費者も目が肥え、スマートフォンの画面を指一本動かせば似たような商品がそれこそ山のようにある時代です。そのなかで他社より抜きん出るためにはしっかりと商品をアピールする必要があります。書くことが苦手だからととは言っていられないのです。

また、同時に、飲食店や美容室、ネイルサロンなどは並行してSNSの更新も必須になります。

ネット集客がうまくいっている企業はすべてまめな更新をしているところです。対して失敗しているところは更新をまったくしていないところです。

繰り返しますが、勝って頂くお客様の意識と売る側の意識に大きな乖離があり、その乖離を埋める努力をしないとせっかくの自社ホームページが宝の持ち腐れになってしまいます。なにも小説家のような文章を書く必要は全くありません。私も書けません。下手くそを自認しています。それでも自分の言葉を伝えようと努力はしているつもりです。

記事を書くうえで大切なのは業者目線と消費者目線の両方からの視点です。ここは次回にご説明いたします。

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