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ホームページにおける見出しの重要性

ホームページ制作において「見出し(ヘッディングタグ)」の役割は非常に重要です。適切に見出しを設定することで、ユーザーの視認性を向上させるだけでなく、SEOの観点からも大きな影響を与えます。本記事では、見出しの重要性とその活用方法について解説します。

1. 見出しタグの役割とは?

見出しタグ(h1〜h6)は、HTMLの構造を整理し、情報の優先度を明確にするために使用されます。特に「h1タグ」はページのタイトルにあたる重要な要素であり、検索エンジンもこのタグを重視します。

h1タグ: ページ内で最も重要な見出し(通常は1ページに1つ)
h2タグ: h1を補足する大見出し
h3タグ以下: 各セクションの詳細を整理する中・小見出し

2. SEOにおける見出しの重要性

見出しタグは検索エンジンがページの内容を理解する手助けをします。特に「h1タグ」は検索結果に表示されることも多く、適切に設定することでSEO効果を高めることが可能です。

・キーワードを適切に含める
・h1タグはページごとに一意にする
・h2〜h6を使って論理的な構造を作る

3. ユーザー体験(UX)への影響

ユーザーがページを訪れた際に、見出しが整理されていないと情報を探しにくくなります。適切な見出しを配置することで、視認性が向上し、離脱率を減少させ、情報の流れが明確になり、理解しやすくなります。また、スクリーンリーダーによる読み上げも最適化され、アクセシビリティが向上します。

※スクリーンリーダーとは、コンピューターの画面に表示されている情報を音声や点字に変換するソフトウェアです。視覚障害者や読み書きが困難な方、学習障害のある方が、コンピューターやスマートフォンなどを利用できるようにするアクセシビリティの機能です。

4. 効果的な見出しの作り方

見出しを設定する際には、以下のポイントを意識すると効果的です。

1.簡潔で分かりやすい表現を使う

2.ユーザーの検索意図を考慮し、適切なキーワードを入れる

3.ページ全体の構成を考え、階層を適切に設定する

4.デザイン面でも目立たせ、直感的に理解できるようにする

5. 見出しのデザインについて

見出しのデザインもホームページの印象を左右する重要な要素です。2015年ぐらいまでは派手な装飾が施された見出しが流行しましたが、最近ではシンプルなデザインが主流となっています。リクルートなどの大手企業のウェブサイトでもその傾向が顕著であり、シンプルなフォントと適度な余白を活かしたデザイン、派手な装飾を排し洗練された印象を与えるスタイル、視線を誘導しやすい適切なフォントサイズと色使いが重視されています。過度な装飾は可読性を下げ、ユーザーの負担となるため、現代のホームページデザインでは控えめなデザインが好まれる傾向にあります。見出しデザインもその時々のトレンドによって流行りすたりがありますが、個人的にはよりシンプルなものに見出しのデザインも変わっていくと思います。見出しに派手さに目を奪われ、肝心の商品やサービスに目を向けられなくなってしまったらそれは本本末転倒だからです。

駆け出しのWEBデザイナーであると、覚えたての派手な見出しを使いたくてうずうずして、ついついキラキラした見出しを使いがちですが、リアライズでは見出しの本来の意味を重視しつつ、シンプルな見出しを使ってホームページの制作をするようにしています。

ちなみに本記事に使用している見出しのデザインも随分シンプルなものだと思います。ただ、WEBデザイナーのこだわりとして、縦線を一本の見出しデザインであってもグラデーションを使用するなど相応のこだわりはもって制作しています。

まとめ

ホームページにおける見出しの役割は、SEOとユーザビリティの両方において重要な要素となります。適切な見出しを設定することで、検索エンジンの評価を向上させるだけでなく、ユーザーにとっても分かりやすいページを作成することができます。また、見出しのデザインはシンプルで洗練されたものが好まれるため、装飾に頼らず情報を整理することが重要です。これからホームページを制作する際には、見出しの構造とデザインを意識して設計してみましょう。

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