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悪質なSEO対策会社には要注意

絶対に騙されてはいけない悪質なSEO対策会社

ホームページを公開してから1~2週間もすると、SEO対策を謳う会社から営業の電話やメールが届くようになります。

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しかし、本当に実力のあるSEO対策会社なら、わざわざ営業をかけなくても、「SEO対策」というキーワードで自社サイトを検索結果の上位に表示させ、SEOに関心のある企業を自然に集客するはずです。にもかかわらず、こうした会社のホームページを「SEO対策」で検索しても1ページ目どころか2ページ目にも出てこないという矛盾。この業界には、どこか違和感を覚える部分があります。

現在のSEO対策は、かつて効果があったブラックハットSEO(検索エンジンを欺く手法)が通用しないどころか、Googleからランキング降下やインデックス削除といったペナルティを受けるリスクがあるため、正攻法で取り組むしかありません。つまり、HTMLタグを正しく使い、検索ユーザーが求める良質な情報を提供することが重要になります。

Googleが推奨する「良質な記事」の基準として「E-E-A-T」があります。これは「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字をとったもので、Googleの検索品質評価ガイドラインにも明記されています。詳細は省きますが、要は「執筆者自身(または自社)の知見や専門性に基づいた、検索ユーザーにとって有益なオリジナルコンテンツを作ること」が求められるのです。

リアライズでは、ホームページを制作する際、お客様に「検索ユーザーが求める文章を作成してください」と再三お願いしています。同業他社のサイトを参考にするのは構いませんが、社名や商品名だけを変えたコピーコンテンツは絶対にNGと強くお伝えしています。

特に、初めてホームページを作る方は、文章の作成に苦労されることが多いですが、これこそがSEO対策の本質です。検索エンジンに評価され、オーガニックな流入につながるのは、こうした努力の積み重ねによるものです。外部リンクを増やす「外部対策」も一つの手段ではありますが、その重要度は年々下がっており、まずは「良質な記事の作成」に注力するべきでしょう。オリジナルの文章と写真・イラストを掲載することで、業種によりますが、早ければ1ヶ月、遅くとも半年ほどで検索エンジンに評価され、問い合わせや売上につながります。

悪質なSEO対策会社の手口とは

問題なのは、この検索エンジンに評価されるまでのタイムラグを悪用する悪徳SEO対策会社の存在です。

こうした会社の中には、「初期費用無料」「希望のキーワードで検索1ページ目に表示されなければ報酬不要」という成果報酬制を売りにしているところがあります。電話営業でも「結果が出なければ料金は不要なのでリスクはありません」と強調してきます。

特に、ホームページを公開したばかりの企業は、「地域名+業種」で検索しても自社サイトが全く表示されず、不安になることが多いです。何十万円もかけてホームページを作ったのに、検索結果に出てこないことで焦り、「制作会社に騙されたのではないか」と疑念を抱くことも。しかし、これはSEOの仕組み上、当たり前の現象であり、不自然なことではありません。

この不安に付け込むのが悪徳SEO対策会社です。「初期費用は不要」「検索で1ページ目に表示されたときだけ費用を支払えばよい」と言われると、つい契約してしまう企業も少なくありません。しかし、実際に悪徳SEO対策会社が何をするかといえば、ほとんど何もしません。「裏側で検索エンジン対策を進めています」と言いながら、月に1回ほど電話やメールを送る程度です。

そして、3ヶ月後。「地域名+業種」で検索すると、なんと自社のホームページが1ページ目に表示されるようになっています。

ここで悪徳SEO対策会社は「私たちの対策の成果です」と報告し、高額な費用を請求してきます。しかし、実際には何の特別な施策も行っておらず、単にGoogleのアルゴリズムが自然にサイトを評価しただけなのです。それをまるで自分たちの手柄のように語り、「特殊なプログラムを実行した」「Googleの関係者と交渉した」などと根拠のない説明をして、高額なSEO対策費を請求してきます。

要するに、彼らは新規公開されたホームページの企業を片っ端から営業をかけ、乗ってきた企業とは成果報酬制の契約を結びます。そして、数ヶ月後に自然と検索順位が上がった企業に対して「予告通り順位が上がりました」と再度連絡し、報酬を請求するのです。上がらなければ放置です。

もし、本当にSEO対策を専門の業者に依頼するならば、「SEO対策」というキーワードで検索し、1ページ目に表示されているSEO会社を選ぶべきです。少なくとも、こうした会社ならば、それなりの費用はかかるものの、一定の信頼は置けるでしょう。ただし、「スポンサー」と表示されている広告枠は、単なるリスティング広告(GoogleやBing、Yahoo!に広告費を払って表示させているだけ)なので、SEO対策の実力とは無関係である点には注意してください。

リアライズでは、ホームページを納品する際、「SEO対策会社から営業の電話が来ても絶対に相手にしないでください」と注意喚起しています。それでも、残念ながら数名のお客様が被害に遭ってしまっています。

SEO対策において本当に大切なのは、小手先のテクニックではなく、検索ユーザーの役に立つ質の高いコンテンツを作成することです。短期間での順位向上を約束する業者には十分警戒し、焦らず正しいSEO対策を進めることが何より重要です。

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