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4.182018
過去のホームページを閲覧する方法
一般的にホームページというものはビジネスを続ける限り、並行して数年に一度の割合でリニューアルをするものだと思います。次から次へと新しい技術が表現手法が導入されるため、5年もするといくら記事を定期的に更新していても相当古臭く感じると思います。
流石に毎年大幅リニューアルをして、サイトを刷新する必要はないと思いますし、頻繁なサイトのリニューアルは顧客も戸惑うばかりですので、全面刷新のリニューアルをするのは数年に一度でいいと思います。
今回はあまりホームページ制作に関係のない話です。
これをご覧の方も過去何回か自社のホームページをリニューアルしたという方もいらっしゃるかと思います。現在のホームページに見慣れてしまうと昔のホームページがなかなか思い出せなかったりします。また、これは思い出補正といわれるもので意外にイイものだったと思っていらっしゃる方もおられると思います。
そこで過去のサイトを見られる方法をご紹介いたします。休憩時間に自社の昔のホームページを見るのも面白いかと思います。但し、全てが見られというわけではなく、画像などリニューアル後の今のものが表示されたり、一部画像自体が表示されず×印が表示されたりします。ひこを踏まえたうえで閲覧してください。
Wayback Machine
利用方法は簡単です。こちらのサイトにアクセスして頂き、検索窓に該当のURLを入れてみるだけです。
2000年のヤフートップ
2018年のヤフートップ
私も試してみました。私たちが毎日のように見ているヤフーのトップ画面を比べてみました。18年前のものです。
毎日見ていると気付きませんが18年前ニュースはむしろわき役、トピックスとして右側に載っていたのですね。
ヤフーのようなメガサイトの場合は一般的に大幅刷新ということは少なく、「ん、あれもしかして変わった?」程度のマイナーチェンジが大半です。少しずつ変化させていき、気が付いたらまるっきり変わっていたということが大半です。
しかし、一般的な会社のホームページの場合、少しずつ変えていくというのはあまり現実的ではありませんのでバナーやトップページのメイン画像・スライドショーなどは定期的に変えつつも大幅なサイトのリニューアルは数年に一度でいいと思います。リアライズも実際そうしています。
その際、一つ注意して頂きたいのがリニューアル直後は検索順位が乱高下しやすいということです。ですが、過去の傾向からすると二週間程度で概ね落ち着き、また元と位置に落ち着くというのが大半です。そして、一般的にコンテンツがリニューアル前より充実していればじわじわと数か月かけて上がっていくというのが大半です。検索順位が求めるキーワードで上位を実現していればいるほど、サイトのリニューアルには及び腰です。
ですが、確実にエンドユーザーであるサイト閲覧者の目からすると古臭くなっていきます。検索1位の古臭いホームページと検索2位の見やすい現在に即した内容のホームページ、業種業態にもよりますが実際の売り上げは検索2位のお店の方が売り上げを上げているということが少なくありません。検索1位を維持すること自体、確かに素晴らしいことではありますが、商品を購入する場合、検索1位のお店だけではなく、大抵は2位や3位のお店も見て比べるはずです。単純に市販品を売るのであればサイトの良し悪しよりも値段の高い安い、在庫の有り無しを基準に選ぶため、実際問題サイトの出来不出来はあまり関係ありません。また、水道工事や雨漏り修理、クリニック、歯科医院、治療院など緊急性を要するものであればこれもサイトの良し悪しはほぼ関係がなく、すぐに直して(治して)くれるか否かだったりします。
ある意味、こういった特殊な例を除けばいきなり検索で一番上に表示されたからここのお店にしようと短絡的に決める方は少なく、何店舗か比べてみて、中身を精査した上で購入決める(若しくはサービスを受ける)と思います。
裏を返せば検索で1位の企業をどうしても抜けないというのであればホームページをリニューアルして、1位のお店よりも分かりやすさや購入しやすさを重視するというのも一つの手であると思います。
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