ホームページ制作・既存WEBサイトのリニューアルは茨城県水戸市のリアライズにお任せください

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ホームページ制作の合い見積もりは必要か?

1円でも安く買えたらそれに越したことはない、これはホームページ制作に於いてもそう思われる方が殆どでしょう。

そこで新規でのホームページ制作やサイトのリニューアルを依頼するとき、合い見積もりを取って見るという方が結構な割合でおられます。合い見積もり自体は結構だと思いますが、合い見積もりの視点を単なる金額だけに絞ると後々後悔することになります。

同業他社も含め、見本となるホームページがあり、これと全く同じホームページを作るとしたら、あなたのところならいくら掛かるかというのであれば分かります。実際仕上がりに差異がないという事はほぼなく制作会社の技量にばらつきがあることの方が大半ですが、そこは問わないということにします。出来上がったホームページの完成度はどの制作会社も同一だとします。

A社・・・20万円
B社・・・10万円
C社・・・5万円

この場合、選ぶのは基本的にC社で問題はありません。基本的にといったのは更新料など毎月のランニングコストとしてC社は毎月10000円掛かり、対してB社は毎月の更新料は掛からないといった場合があるからです。こういったケースだと、C社は制作費5万円と年間12万円の更新料が掛かり合計17万円、結果としてB社よりも年間7万円高くなる計算です。しかもC社ではホームページがある間は恒久的に毎月1万円が加算される計算ですから相当高くつきます。

いずれにせよ、まったく同じものを作るのであればトータルして値段の安い制作会社で作った方が安くつきます。

問題は具体的なモデルケースがなく漠然とホームページを作りたいと考えている場合です。

ホームページ制作費というのはなにかを仕入れるわけではありませんからつまるところ人件費です。

ホームページの維持費は通常年間1万円程度

制作会社でよく毎月のサーバー料金が1万円などと言っていることろがありますが、ハッキリ言って嘘です!あり得ません。

リアライズはさくらインターネットのスタンダードプランを利用しています。以下がそのさくらインターネットのスタンダードプランの実費です。

料金 月額 515
年間一括 5,142円
容量 100GB
転送量 80GB/日
初期費用 1,029円 サポート 電話・メールサポート無料
お試し期間 2週間無料 運用体制 RAID10+データバックアップ
24時間365日有人監視

年間で5142円(初年度のみ1029円プラス)です。弊社ではさくらインターネットを利用していますが、他のサーバー会社も概ねそのようなものです。

そしてドメイン、これは.com、co.jp、.jpなどによって異なりますが年間2000円程度です。以下がさくらインターネットでのドメイン料金です。

ドメイン
新規取得
更新
.com
1,852
1,852
.net
1,852
1,852
.org
1,852
1,852
.info
1,852
1,852
.biz
1,852
1,852
.mobi
2,600
2,600
.tokyo
2,160
2,160
.jp
3,909
3,909
.co.jp
10,800
7,560
.or.jp
10,800
7,560
.ne.jp
10,800
7,560
.gr.jp
10,800
7,560
.ac.jp
10,800
7,560
.ed.jp
10,800
7,560
.go.jp
10,800
7,560
.都道府県.jp
3,909
.地域名.jp
7,560

つまりWEBサーバーとドメイン、両方合わせても1~1.5万円程度です。

それだけ支払えばホームページは運営できます、毎月のサーバー代というのは知らないことに付け込んだ搾取でしかありません。要は制作に掛かる実費は年間1万円のみです。

あとは人件費となります。もちろん、事務所の家賃やパソコンや制作ソフトの代金、通信費や光熱費は掛かりますが、それはいわゆる仕入れ代金ではなく、ホームページを作る作らずを問わず発生する問題ですから依頼者のお客様には関係のない話です。

ただ、「原価1万円のもの10~数十万円で販売するとはけしからん」というのは違います。

女性の方なら分かると思いますが美容院でパーマを掛け、カラーをすると2~3万円は掛かります。しかし、カラー剤やパーマ液の原価はせいぜい数百円、数百円の原価のものを3万円で売るなんてとんでもないと騒ぐ人はいません。それは人件費が相応に掛かっているからです。我々、WEB制作業界も同じです。

少ない予算で作るとなれば当然制作に掛かる日数と人員を減らすしかありません。減らすと仕上がりのクオリティに差が現れます。

クオリティが低くてもとにかく安くというのであれば否定しません。何社も合い見積もりを取って一番安いところを頼めばいいと思います。

しかし、自分の経験上、安いものを作ったはいいが、やはり同業他社との違いに愕然として、また作り直す方が後を絶ちません。いうまでもなく、また制作費が発生するため費用も高くつきます。一般的に安く作ったホームページはページがスカスカでSEO対策(検索順位対策)でも圧倒的に不利です。そもそも一消費者の観点から見た時、ホームページが綺麗にできているお店といかにも安く作ったホームページとではどちらを選ぶでしょうか?売っている商品の質や値段に差がなければ綺麗なホームページの方だと思います。

では合い見積もりは不要なのか?

いいえ、そんなことはありません。制作会社のクオリティやアフターサービスなどを見る意味では有効です。会社によっての強みは違いますから話をよく聞いて比較検討をすることは大切です。また制作会社の担当者との相性もあります。自分の苦手なタイプの担当者と無理して付き合う必要はなく、連絡のたびにストレスを感じるようでは制作以前の問題です。

一番よい合い見積もりの方法はモチーフとなるホームページを示し、つけたい機能やアフターサービスやサイトメンテナンスについてどうなるのかを聞いてみる。出来ることなら営業マンよりも制作者、WEB技術者と直接話す方がよいと思います。広告代理店やWEBコンサルタント会社だと実際は制作者がいないということもあり、実際に頼んでみたら制作の修正など営業マンから外部の制作会社へと連絡がワンクッションあるため時間が掛かりすぎるということもあります。広告代理店に制作を頼むことそれ自体は否定しませんが、最低限の条件として社内にWEB技術者やプログラマーがいることが条件になります。

そのうえで、想定していた値段とあまり差がなく、担当者とのコミュニケーションもうまく取れそう、社内の体制もしっかりしていると思われるところを選べばよいと思います。

最後に

合い見積もり自体はいいと思いますが都内のリース系のホームページ制作会社はお勧めいたしません。

ある時、初期費用無料、毎月15000円だけでホームページが持てますよと営業の電話が掛かってきて、ちょうどホームページを作ろうと思っていたときだから話を聞いてみると掛かるのは毎月1.5万円だけだという、言われるままに契約すると、なんと5年間のリース契約。合計で90万円も支払う契約です。基本的に商取引の場合、クーリングオフ制度の対象外であり、解約はできません。しかも、百歩譲ってよく制作をして、更新もきちんとしてくれるのであればいいのですが、制作や更新は人件費の安い中国や東南アジアで行っているため、誤字脱字がひどい。慌てて制作会社に連絡するとあれほど契約までは熱心だった営業マンはにべもなく冷たくアフターサービスはメール、電話のみでこちらに来てはくれないという。結局なんの役にも立たないホームページを合計90万円も支払った、これは実際にあった事例です。しかも契約終了後、ドメインは自社で管理するから渡してくれといったところ、ドメイン移管手数料は10万円だといいます。通常ドメイン移管の実費は3000円程度、あまりにも足元を見て悪質です。

冷静に考えると分かりますが、茨城と東京を往復するだけで電車にしろ、自働車にしろ、交通費が1万円掛かります。会社の誠実さにもよりますが、わざわざクレーム対応のため、1万円を支払ってまで来るかといえばまず来ません。契約のとき、何度も来て熱心に語ったのはその先に90万円の契約という目標があったからです。

私の経験上、社員百人程度までの一般的な中小企業の場合、ホームページに90万円は掛け過ぎです。お金が余っていて好きに遣えるというのであればご自由にどうぞですが、普通はどこの会社でも経費の節減は声高に叫ばれていると思います。仮に90万円の予算があるのであれば30万円でホームページをしっかり作って、残りの60万円を広告費に遣ったほうがよっぽどコストパフォーマンスは優れています。

合い見積もりをする際は制作に対するクオリティももちろんですが、制作後のことも考えてしっかり相談に乗ってもらえる会社を選ぶこともが大切です。

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