検索上位表示を実現するSEO対策
リアライズの考えるSEO対策とは
SEOが重要となった背景
SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されています。その名の通り、検索エンジンに対し、WEBサイトのページが検索結果として表示される際、少しでも上位に表示させるための施策です。
検索エンジンのユーザーは、知りたい情報を得るために検索した際、検索結果の1ページ自から欲しい情報を探し始めます。検索結果の1ページ目には10件のWEBページが検索結果として表示されますが、その10件の中に目当ての情報がなければ、検索キーワードを変更し、新たに検索結果を表示させようとします。2ページ目に移動することもありますが、3ページ目までチェックするケースはほとんどありません。
ですので、検索ユーザーの目にとまりやすい検索結果の上位に表示させるために、SEO対策が必要になるのです。
ネット検索は社会的インフラなみにもはや常識
「お洒落なネイルをしたいな。近くによさそうネイルサロンがないか探してみよう」といったとき、どのように情報を探すのでしょうか?
タウンページを開いて調べたり、とりあえず街中で気になったネイルサロンに入ってみるという方はあまりいないでしょう。大抵の人は、スマホやパソコンの検索サイトにアクセスし、「地名×ネイル」「地名×ネイルサロン」などのキーワード検索結果を見て、その中からよさそうなネイルサロンを探すのではないでしょうか。若い人であればこの傾向はより一層顕著であると思います
日本国民のほぼ全員が日常的にネット検索をしている
総務省の調査によると、2015年末の時点でインターネット利用者人口は84%に達しています。14 歳~ 59歳ではなんと92%を超えています(今後この傾向はさらに進むのは確実でしょう)。
スマホを持つ理由の一つに検索に使うためというのも納得できます(電話やメールであれば旧来のガラケーでもこと足ります)。
SEOの結果が集客を大きく左右する
ネット検索を通じた集客力を高めることは事業者にとって必須の課題といえます。また、インターネット検索には今まで見向きもされなかった新たな階層が新規顧客となる可能性を秘めています。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索されたときに、目的の商品やサービスを見つけられやすくなっていることが集客力に格段の違いをもたらすのです。SEO対策とは、検索エンジンを通じて検索をした人に、自社(自店)のホームページを見つけてもらいやすくするための方法です。
SEOのメリット | SEOのメリットは、なんといってもアクセスに比例して広告費が増大することがないという点です。グーグルやヤフーのリステイング広告(検索連動型広告)は1クリックごとにいくらというふうに課金されます。こういった費用が掛からないのが何と言っても大きな魅力です。 |
また、広告の場合は掲載を続ける限り宣伝広告費が発生しますが、検索結果への表示には当然そうした制限はありません。グーグルに好かれている限り(日本の検索エンジンはヤフーも含めグーグルが90%以上を占めます)、追加費用なしで集客し続けられます。
SEOの内部対策と外部対策とは
SEOの方法は、大きく内部対策と外部対策の2つに分類できます。内部対策とは、htmlタグを書き換える、良質なコンテンツを増やす、画像のサイズを圧縮してサイトを軽くするなど自社サイトそのものに手を加える対策です。一方の外部対策は、外部のサイトに働きかけて自然発生的なリンクを獲得しようという対策です。
内部対策はサイト運営者の努力如何でいくらでも進められるのに対し、外部対策は自分自身でコントロールができないため、比較的難易度の高い方法といえます。また最近は外部対策の重要性は以前よりかなり薄れています。
内部対策のポイント
内部対策とは非常にシンプルな考え方で、2点に集約されます。
内部対策のポイント | ・W3C基準に沿った正しいHTML文法を使ってサイトを生成する ・サイトの利用者が好む、正しい情報を掲載し、コンテンツを充実させる |
サイトの利用者が好む、正しい情報を掲載し、コンテンツを充実させる
見出しをつけるときは画像ではなくhタグを使う、本文の文字を書くときはfontタグではなく、pタグを使うなど、W3C(World Wide Web Consortium、ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)基準に沿った正しいHTMLを使い、丁寧なホームページ制作を心掛けます。
余談ですが無料のホームページ作成ツールなどの場合、見た目は綺麗でもhtmlの構造がメチャクチャということもあり、制作には注意が必要です。
サイトの利用者が好む、正しい情報を掲載し、コンテンツを充実させる
最近のグーグルはコンテンツの有益性を強く求めており、記事内容が薄いサイトは軒並み検索順位を落とされています。
普段から文章を書く習慣がないとなかなか記事を書くのは難しいですが、それでも頑張って良質な記事を積み重ね、サイトの中身を充実させていく必要があります。
外部対策のポイント
外部対策についてまとめると、3点に集約できます。
外部対策のポイント | ・検索エンジン利用者が拡散したくなるような良質なコンテンツを制作する ・良質なコンテンツを自社のサイトも含め、SNSなどで幅広く喧伝し、拡散を通じて自然リンクを集める ・サテライトサイトを制作し、自社サイトに誘導する |
検索エンジン利用者が拡散したくなるような良質なコンテンツを制作する
ユーザーがツイッターやフェイスブック、ラインなどのソーシャルメディアで拡散したくなったり、ブロガーさんやマスコミが参考にしたくなったりする良質なようなコンテンツ作りが、SEOにおいては本質です。この方法は、内部対策の「サイト利用者に有益なコンテンツを豊富に掲載する」とペアになっています。
良質なコンテンツを自社のサイトも含め、SNSなどで幅広く喧伝し、拡散を通じて自然リンクを集める
この方法もコンテンツありきの対策です。いくら広告費をかけてサイトを宣伝しても、そのコンテンツ自体に魅力がなければよい結果は望めません。反対に、コンテンツの力さえあれば露出量が少なくても後々大きな結果を得られる可能性は十分あります。
しかし、初期露出が自社の社員しか見ないような寂しい状態では、どんなによいコンテンツでも自然リンクを得られるのは正直難しく、浸透するまでには年単位の長い時聞がかかってしまいます。
あらかじめアメブロなどの無料ブログを使いファンを集めたり、ツイッターやFacebookでフォロワーを増やしておくのも大切です。また初めのうちは広告を使い、露出を増やしていくことも考えなくてはなりません。すでにいる既存顧客にサイト完成をアピールして公式ホームページへの誘導も重要です
サテライトサイトを構築し、自社サイトにリンクする
サテライトサイト構築は上級者向けの対策です。サテライトサイトとはその名の通り衛星(サテライト)のように、本サイトとはテーマを分けた情報サイトなどを自らが構築し、そこからバックリンクを送ったり、サテライトサイトそのもので成果を取りにいったりする対策を指します。
これは一歩間違えると「自作自演リンク」として検索ランキング降下やインデックス削除のペナルティの対象となってしまうため、取り組む際には注意が必要です。サテライトサイト構築によほど自信があるか、もはや自社サイトが諸事情で施策できないなどの場合以外は、手を出さない方が無難でしょう。また、ペンギンアップデート(悪質な被リンクを監視する機能)が常態化された現在は過度なサテライトサイトは害悪とすら言えるでしょう。
なお、ヤフーなどのカテゴリー登録によるSEO効果はグーグルがはっきりと否定しているため認められません。カテゴリー登録自体そのものにペナルティはありませんが、わざわざ高いお金(ヤフーカテゴリー登録の場合50000円から)を払ってまでやるほどの対策ではないのでリアライズではお薦めしておりません。
スマートフォン向けのSEO対策についてはこちら。